ブラック企業とは

ブラック企業とはなんなのでしょうか?近年問題視され始めたこの企業体系ですが、簡潔に述べるなら

 

「従業員に極度の精神的・肉体的負担を強いる、極端に酷い労働環境で勤務をさせる企業・会社」を指します。

 

さらに簡潔にすれば、労働することによる対価としての給料がまったく釣り合っていない企業のことを指します。こういったブラック企業は一般的に入社を勧められない企業と言え、素早い転職が推奨されています。

 

2007年ごろから問題視されてき始めた社会問題で多くの批判や改善命令が行われ、沈静化されえると思いきや、ますますブラック企業の数は増えてきているとされています。

 

ではなぜブラック企業が生まれるのでしょうか?

 

企業・会社の行動原理はひとつです。それが目的であり存在意義とも言えます。それは「利益の追求」に他なりません。

 

この利益の追求が企業・会社の至上命題であり、この会社の問題を合理化し最も利益の出る構造が経営者には求められます。

 

その合理化には主に二つのやり方があります。

 

ひとつが「売上を伸ばす」こと。ビジネスモデル、商材、モノ、サービスなどを駆使し、利益を得ます。その多くが人が生み出し、人をいかに使うかが重要になっていきます。

 

そして、安易に考えれば「社員を酷使する」「営業時間を延ばす」という方向性に行きやすくなる問題でもあります。

 

もうひとつが「経費を削る」ということ。経費はたくさんありますが、ほとんどの会社が最も人件費に経費を当てています。
ですので経費を抑えるということを突き詰めれば、いかに人件費を抑えるか、というところに行き着きます。

 

すると、「残業代を払わない」「昇給させない」「ボーナスの廃止」「手当をつけない」「退職金制度を廃止」などが横行してしまうのです。

 

これがブラック企業の誕生する仕組みです。要するに怠慢な企業経営のしわ寄せが従業員にのしかかってくるのです。
今後、日本ではグローバル化の波に飲まれ、さらにブラック企業が氾濫するとされています。強みのない企業は従業員の負担を増やすことで経営を立て直す方向に行きがちになってしまいます。

 

私たちはいかにブラック企業を選ばない、もしくは速やかに辞めることが求められます。そうすることによってブラック企業にいかに人材が大切かを判らせる必要があるのです。

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